【日本静脈麻酔学会事務局】
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会長挨拶

第25回日本静脈麻酔学会の大会長を務めさせていただきます獨協医科大学の山口重樹です。本会は,私が生まれ,育ち,現在も住み続けています栃木県足利市(足利ニューミヤコホテル本館)にて 2018 年12月7日(金曜日),8日(土曜日)に開催させていただきます。

日本で最も古い学校として知られている足利学校のある足利での開催ということもあり,大会のテーマを「学びの原点で静脈麻酔を学ぶ」とさせていただきました。是非,多くの方々に,学問の根付いた足利市にお集まりいただき,街の歴史を感じながら,静脈麻酔について熱く語り合い,多くを学んでいただきたいと考えています。

本会では,特別講演として「依存性薬物としての静脈麻酔薬の適正使用」,シンポジウムと「アジアの全静脈麻酔」という二つの大きな企画を計画させていただきました。

「静脈麻酔に必要なオピオイド鎮痛薬の適正使用」では,オピオイド鎮痛薬の最大の問題である乱用,依存に精通した異なった領域の三人の先生からお話をいただく予定です。医師の立場からは,国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長/病院薬物依存症センター センター長の松本俊彦先生にお願いして,「人はなぜ薬物依存症になるのか~患者と同僚,そして自らを薬物依存症から守るために~」というテーマで,依存性薬物を日常的に取り扱う麻酔科医が理解しなければならない薬物乱用・依存についてお話をいただく予定です。薬学の立場からは,長年にわたり世界保健機関薬物依存性専門委員会委員をお努めになられてきた星薬科大学名誉教授・特任教授の鈴木勉先生にお願いして,米国のオピオイドクライシスの話題も含めて「依存を形成しやすい条件と薬物~薬理学的検討から~」というテーマでお話をいただく予定です。そして,本邦における医療用麻薬を含めた全ての麻薬,大麻等の依存性薬物の秩序の維持を担っている麻薬取締官の立場からは,厚生労働省東北厚生局麻薬取締部長の髙橋正先生にお願いして,「現役麻薬取締官からの叫び~日本の薬物事情から・今、麻酔科医へ伝えたいこと~」というテーマで,取締官としての長年の経験を踏まえた本邦における薬物乱用,依存の現状,対応についてお話をいただく予定です。

「アジアの全静脈麻酔」では,アジア4か国の若手麻酔科医の先生をおよびし,各々の国々の全静脈麻酔についての現状についてお話をいただく予定です。韓国からはUlsan医科大学 ソウルアサン病院のHyungtae Kim先生に,台湾からはTzuchi大学のYao Lin Yang先生をおよびして,各々の国の全静脈麻酔の現状,問題点についてお話をいただく予定です。タイからはRajavithi病院のMamaethong Thanaphirat先生に,バングラディッシュからはBangabandhu Sheikh Mujib医科大学のAKM Akhtaruzzaman先生をおよびして,各々の国における麻酔事情と全静脈麻酔を普及させるための問題点についてお話をいただく予定です。

その他,若手麻酔科医による「明日の静脈麻酔を考える」というシンポジウム,昨年同様の試みとして静脈麻酔のエキスパートによる全静脈麻酔実践法のハンズオンセミナー(事前申し込み制,無料)も開催を予定しています。

一般演題も広く募集します。症例報告から基礎研究まで,静脈麻酔にこだわることなく,麻酔,痛み,薬理,モニターなど幅広い領域の演題の応募をお待ちしております。一般演題での活発な討論も本学会の特徴で,優秀な演題はJSIVA賞を差し上げますので奮ってご応募下さい。

足利市と言えば,米国ニュース専門のテレビ局であるCNNの世界絶景10選に選ばれた足利フラワーパークの大藤が有名です。本会の開催時期には大藤の開花はみられませんが,同パーク内で開催されている日本三大イルミネーション「光と花の庭」で会員懇親会(12月7日夜)の開催も予定しています。どなたでも参加できます。

本会の歴史も四半世紀の節目を迎え,今後の更なる発展をめざして現在,準備を進めております。獨協医科大学麻酔科学講座のみならず足利市が,皆様の本会のご参加を心よりお待ちしています。

第25回日本麻酔科学会
会長 山口 重樹
   (獨協医科大学 医学部 麻酔科学講座 主任教授)
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